商品描述
補丁、また補丁。破れたら、繕う。また破れたら、また繕う。この古布を広げると、その跡が目に飛び込んでくる。手縫いの継ぎ當てが幾重にも重なり、走る縫い目が布の表面を縦橫に渡る。それが「襤褸(ぼろ)」と呼ばれる、日本の繕いの文化そのものだ。捨てなかった。捨てきれなかった。布が盡きるまで、使い続けた。もとは布団の側生地だった。黒、黃、ピンク、グレー、オリーブ——多色の格子が交差する木綿地。昭和初期から中期、どこかの家庭の寢床を長年包み続けた古布が、ほどかれ、いま一枚として手元に屆いた。ラベルも記錄も殘っていない。殘ったのは、誰かが丁寧に生きた證だけだ。〜この古布・襤褸の使い方〜布・テキスタイルとして使いたい方へ大判(188×97cm)の木綿地は、テーブルクロス、タペストリー、のれん、風呂敷代わりの包み布として活用できる。格子の多色使いは、どんな空間にも馴染む。古民家、カフェ、アトリエ、週末の畑小屋——丁寧な暮らしの文脈にある場所に、自然に溶け込むだろう。アート・クラフト素材として使いたい方へ手縫いのリペアパッチ、ほつれた端、色落ちした格子木綿——これらはすべて、作品の素材となる。襤褸をテーマにしたアート、パッチワーク、刺繍の下地、コラージュ。歐米のテキスタイルアーティストやボロコレクターが、こうした古布を探している。ただ、手元に置いておきたい方へ使わなくていい。飾らなくていい。この古布が存在したという事実を、手元に置いておく。それだけでいい、という購入の仕方がある。ジャパンヴィンテージの布として歐米の襤褸・アンティークマーケットでは、手縫いのリペア跡こそが評価される。傷ではなく、長く愛された證だからだ。ファストファッションへのアンチテーゼとしてスローファッションが語られるいま、この布団側生地の解き古布はその言葉が生まれる前から、すでにそれを體現していた。〜商品詳細〜・素材:木綿・年代:昭和初期〜中期頃・柄:格子(黒・黃・ピンク・グレー・オリーブ)〜実寸〜・縦:188cm(最大値)/ 74 inches・橫:97cm / 38.2 inches※多少の誤差はご了承ください。〜コンディション〜色落ち・汚れあり。手縫いの襤褸リペアパッチが複數箇所に施されている。端部分にほつれ・解き跡あり。形は不揃い。ステッチの一部欠損。古布・襤褸としてご評価ください。※當方で二度洗濯しております。古物特有の匂いがございます。ご注文後、洗濯や著用により、ダメージや匂い戻り等が生じたとしても返金や交換の対象外です。あらかじめご理解いただける方のみご注文ください。※圧縮して発送いたしますので、シワがつく可能性がございます。■注意事項■・味わいと思われる些細な汚れやダメージなどに関しましては記載しない場合がございます。説明以外に気になる點がございましたら、お気軽にご質問下さい。・モニター環境によって実物との色の差異が生じることが御座いますので、気になる方は必ずご質問下さい。・和服は海外の製品に比べ、耐久性を重視して作られておりません。雑に著たり、洗濯をすると解れたり、破れたりすることがございます。・脇下の穴(身八つ口)がある物は腕を通してしまい、破けてしまうことが稀にあります。・お屆け先が海外の場合、関稅の支払いが発生する場合がございます。支払い義務は購入者の方にございますので、お支払いください。また、支払いに関するクレームや返品等は一切お受け致しません。・モデル著用の他のアイテムや撮影小物等は付屬致しません。